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相続放棄の手続きとその期限

相続放棄を行う場合、その意思を示す書類を提出して手続きをする必要があります。 まずは、家庭裁判所所定の相続放棄申述書に記入をして申し立てをします。
申述書には、申述をする本人の住所、氏名、被相続人の住所、氏名などとともに、相続財産の概略や相続放棄の理由を記載し、合わせて申述人の戸籍謄本などの書類が必要です。
なお、この時申し立てをする先は、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所となるため、注意しましょう。

 

申述書を提出してから1週間程度のうちに、「相続放棄の申述についての照会書」が郵送されます。
これは、申し立てが本当に本人から行われているかの確認を行うための書類です。 照会書は基本的にアンケート形式になっていますので、回答して返送します。

 

回答内容に問題がなければ、1週間~10日後に「相続放棄申述受理通知書」が郵送されます。 この通知書が送られてきたら、相続放棄の手続きは完了です。
必要に応じて、相続を放棄したことの証明となる「相続放棄申述受理証明書」の交付を申請します。

 

なお、この手続きを行う前に遺産を処分していたり、遺産を隠すなどの行為を行っていた場合は、相続放棄は認められません。

 

相続放棄の手続きは、相続を知ったときから3ヶ月以内に行うよう定められています。
事情により3ヶ月以内に手続きを行うのが難しい場合は、期間内に家庭裁判所に申し立てをすることで、期間の延長が可能な場合もあります。
また、一旦相続放棄をしてしまった場合、基本的には撤回することはできないので、注意しましょう。